<ウエスタン・リーグ:オリックス7-2広島>◇30日◇北神戸

 広島の新外国人ブライアン・バーデン内野手(30=レンジャーズ傘下3Aラウンドロック)が、来日初実戦に臨んだ。「4番三塁」で先発出場。8回2死一塁で迎えた第4打席に阿南徹投手(27)の速球をとらえ、右翼に強烈なライナーで運ぶ二塁打になった。デビュー戦でいきなりフル出場し、4打数1安打。「全体的にすごくいい感じだった。守備でもしっかり足を使えたし、重心を低くして球を見ることができた。打撃でも、ちゃんと当てることができたからね」と振り返った。5回には竹原直隆外野手(31)のボテボテのゴロを前に出て捕り、ジャンピングスローする軽やかさも見せるなど、手堅い守備もアピールした。山崎立翔2軍監督(53)も「広角に打てる打者だという印象。反対方向にいい打球を打てた。守備もあわてることなく、落ち着いていたね」と高く評価した。