中日育成2位の橋爪大佑内野手(21=大商大)が13日、大学を中退してプロ入りする考えを明かした。

 ナゴヤ球場での新人合同自主トレ参加後、取材に応じ「2年の途中で単位を取るのをあきらめて、3、4年は授業に行っていません。だから卒業はできません」と告白。

 学生生活は「プロ入りだけを目指して」野球部の練習と試合だけに通う日々で、プロからの指名がなければ、野球も断念して「働く予定だった」という。

 運命のドラフト当日はスカイAの生中継をチェック。指名の瞬間は「震えて何も覚えていない」ほど感激したという。「勉強はもういいです。守備では誰にも負けたくない。支配下登録してもらえるように頑張ります」。自分の可能性を信じてつかんだチャンス。育成から大輪を咲かせる。