楽天は28日、柿沢貴裕外野手(20)、島井寛仁外野手(24)、宮川将投手(24)、高堀和也投手(27)、小斉祐輔内野手(31)に来季の支配下選手契約を結ばない旨を通告した。また、中島俊哉外野手(34)と育成のセルジオ・ミトレ投手(33)にも来季契約を結ばない旨を通告した。

 柿沢、島井、宮川、高堀は、来季は育成選手として契約する。

 小斉も育成選手契約を打診されたが、「少し考えさせてくださいと言いました」と返答を保留した。支配下選手として他球団でのプレーを模索するか、楽天で育成から再スタートするか、決める。

 中島は去就を未定とした。「ある程度、覚悟はしていましたけど、実際に言われると。引退するか決めてませんが、寂しいですね。(現役続行かは)迷っています」と話した。契約金0円選手として、02年ドラフト8位でオリックスに入団。球界再編で楽天に移り、プロ12年目を終えた。楽天への思いを聞かれ「これだけ面倒を見てもらい、ありがたい。他の球団だったら、ここまでやっていません。契約金0円から12年も」と感謝を口にした。