右肘の手術から復帰を目指す、広島栗原健太選手(32)が8日、広島県廿日市市の大野練習場でリハビリを行った。

 11月14日に右肘骨棘(こっきょく)除去手術を受け、ここまで「リハビリは順調」。今月中にキャッチボールの再開を見込んでいる。ただ、過去に2度、同じ手術の経験もあり、「打撃練習は焦っていない」と、リハビリには慎重を期す。

 今季は12年に手術した右肘の痛みがぬぐえず、打撃を崩して13年ぶり1軍出場なしに終わった。「技術の問題ではなく、肘の問題だと思っている」。右肘の不安さえ払拭(ふっしょく)できれば、復活の道も見えてくる。