西武高橋朋己投手(26)が名古屋市在住の田中美沙紀さん(23=元会社員)と17日に婚姻届を提出したことが26日までに明らかになった。

 プロ入り2年目の今季はシーズン途中からクローザーに抜てきされ29セーブをマーク。初選出された11月の日米野球では侍ジャパンの守護神候補に名を連ねる伸び盛りの左腕が、一生涯の伴侶を得た。

 12年9月の出会いから約2年の交際を経てゴールイン。プロ入り後は埼玉、東京-名古屋の遠距離恋愛となったが、月に1度のペースで美沙紀さんが仕事の合間を縫って、高橋の自宅で手料理を振る舞い、サポートしてくれた。

 結婚に際し「これから先、プロ野球選手としての世界が終わっても嫁と子どもには幸せになってもらいたい。絶対に苦労させたくない。穏やかな家庭を築いていきたい」と決意を込めた。

 ※幸せいっぱいの高橋と美沙紀さんとの結婚までの詳しい道のりは26日付の日刊スポーツ大型連載「決断」に掲載中。

 ◆高橋朋己(たかはし・ともみ)88年11月26日、静岡県三島市生まれ。加藤学園高―岐阜聖徳学園大を経て西濃運輸。12年ドラフト会議で西武から4位指名を受け、プロ入り。1年目の13年10月8日ロッテ戦でプロ初勝利。今季は4月25日ソフトバンク戦から無失点で5試合連続セーブを挙げるなど、守護神として自己最多の29セーブをマークした。11月の日米野球では侍ジャパンに選出され、ロッテ西野とのダブルストッパーに指名された。プロ通算87試合に登板し3勝1敗29セーブ、23ホールド。年俸3500万円(金額は推定)。