<神奈川大学野球:桐蔭横浜大14-4鶴見大>◇第1週第3日◇9日◇関東学院大球場

 昨秋の神宮大会を制した桐蔭横浜大が2勝1敗で勝ち点1を挙げた。「日本一投手」のエース小野和博投手(4=磯原)が9回116球を投げ、8安打5三振1死球4失点。3犠飛を許しながらも、7日の開幕戦に続いて2勝目をマークした。

 小野は失点を反省しつつ「もう1度、日本一になるために、まずは神奈川で勝ちたい」と1戦必勝を誓った。勝ち点発進の斉藤博久監督(47)は「勝つのは簡単じゃない。勝ったから言えるけど、昨日の負けは良かった。打てずに、ミスも出て。もう1度、謙虚な姿勢で野球に臨むきっかけにしなければいけない。そういう気持ちが初回の連打に出たと思う」と話した。