独立リーグのBCリーグのドラフト会議が6日行われ、東大・井坂肇投手(23=日比谷)は長野を拠点とする信濃グランセローズから1位指名を受けた。

 地元にゆかりのある選手を指名する「地元枠」の指名が終了した直後に行われた制限なしの選択で、指名優先権を持つ信濃が一巡目で指名した。都内にある東大の野球部寮でドラフトを見守っていた井坂は「すごいありがたいです。最初に指名してもらったのは、トライアウトをすごく評価してもらえたと思う」と笑顔を見せた。

 信濃は3日にパドレスやレンジャーズで活躍した大塚晶文投手(41)が選手兼任で監督に就任したばかり。井坂は「投手としてのキャリアなど全て持っている。全て教えてもらいたい」と弟子入りを志願していた。