<中日1-4阪神>◇23日◇ナゴヤドーム

 中日の先発吉見一起投手(24)がプロ4年目の阪神戦初勝利を逃した。1-0の8回に落とし穴が待っていた。先頭の代打桧山へのカウントは0-2。ストライクが欲しいところで真っすぐが真ん中に入り、中越え同点ソロを浴びた。8回3安打1失点。自己最多10三振の好投がたった1球でフイになった。「いいピッチングをしても最後にああいう取られ方をしたら意味がない。次にしっかり生かします」。悔しそうに唇をかむしかなかった。

 [2009年4月24日8時14分

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