28日の阪神-横浜戦(京セラドーム大阪)で本塁打のビデオ判定が機能しなかったことに関し、同球場は30日、審判室のテレビを14型ブラウン管から32型液晶薄型へ交換した。当日は横浜カスティーヨの右翼への打球を映像で確認したが「映像が遠くてハッキリ見えなかった」(友寄球審)ため結論が出なかった。カメラアングルの事情に画面の小ささ、解像度の低さが重なった。録画装置はデジタルの最新式を設置していた。

 同球場の広報担当は「当日の試合前に審判の方々は機材の確認をされていた。NPBの方からレコーダーに関してはこの機器と指示があったが、テレビに関しては指示を待っていた段階だった。取り急ぎ、あるもので交換した。次に指示があれば取り換える」と説明した。

 [2010年3月31日9時45分

 紙面から]ソーシャルブックマーク