ヤクルトが、対佑ちゃんへ臨戦態勢に入った。斎藤佑樹投手(22=早大)が登板した日本ハム-サムスン戦から一夜明けた14日、沖縄・浦添市民球場の室内練習場で打撃中心の練習を行った。斎藤の次回登板は20日のヤクルト戦予定。国内球団との対戦は初になる。ヤクルトには早大OBの青木宣親外野手(29)、田中浩康内野手(28)、武内晋一内野手(27)が在籍。後輩の門出は、先輩として手荒く祝福する。

 新聞でチェックした青木は「ストレートが多かったみたいですね」。20日の出場は「体調次第」と未定だが、代打で打席に立つ可能性もある。「もし出ることになったら、手を抜くことは絶対にしない」。田中は13日の阪神戦は3打数3安打2打点と好調だ。「情報は収集しますよ。持ち球ぐらいは研究したい。名護に行った人に聞きます」と不敵だった。先発はエース石川の予定。後輩の活躍を願いながら、先輩としてきっちり勝負に徹する考えだ。

 [2011年2月15日7時46分

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