ソフトバンク本多雄一内野手(27)が、ポスト川崎に名乗りを上げた。優勝旅行先のハワイで「どこでもやるつもり。監督から言われたところをやる。ショートの練習もずっとしていた。監督が使いやすいように、しっかり準備しておきたい」。今季は二塁手でゴールデングラブとベストナインにも輝いた男が、ポジションの幅を広げる意気込みだ。首脳陣は現時点で明石、今宮ら若手を遊撃に抜てきする方針だが「1番ショート本多」の選択肢ができれば、オーダーの幅もグッと広がる。(ホノルル=奈島宏樹)