佐々木朗希投手が最速162キロをマーク。

日本代表の投手では、09年WBC決勝・韓国戦(ドジャースタジアム)のダルビッシュ有、15年プレミア12・韓国戦(札幌ドーム)の大谷翔平が出した各161キロを上回る最速になる。ダルビッシュはマイル表示(100マイル=約161キロ)だった。佐々木朗は昨季のパ・リーグ公式戦で最速164キロをマークしている。

★佐々木朗の日本代表

◆高校 大船渡3年時の19年、奥川恭伸(星稜)宮城大弥(興南)らとU18W杯日本代表入り。8月26日、大学代表との壮行試合(神宮)では先発して1回無安打、2奪三振、無失点。球場表示で最速156キロ、スカウト計測で最速160キロだった。W杯では右手中指マメの影響もあり、9月6日韓国戦の1試合だけ。先発で1回無安打、奪三振1、無失点、最速153キロだった。

◆プロ 昨年11月10日、オーストラリアとの強化試合(札幌ドーム)で先発。WBC使用球で4回59球を投げ、被安打4、奪三振2、無失点。最速159キロ。59球のうちフォークを24球と多投した。