ソフトバンクの王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(82)が、アマゾンのPrime VideoでWBC初戦の中国戦の解説に登場した。

指揮官としてWBC第1回大会を制した王氏は、メジャーで投打で大活躍をみせる大谷翔平投手(28=エンゼルス)について「彼には二刀流という独特のパフォーマンスがある。日本のファンのみなさんは普段テレビでしか見られない。それをこうやって自分の目で見られるのは本当に幸せですね。僕も自分の目で確かめたくて来たので。だから本当によかったですね」と、「生大谷」を目の前に興奮気味に話した。

大谷が日本ハム時代には直接話す機会がなかったといい、「若いのにすごい球を放って、そしたらいつの間にかアメリカにいっちゃってね」と苦笑い。加えて「欠点がない。彼に関しては口のうるさいアメリカ人がべた褒めですからね。彼はこれからの人生は生きにくいと思いますよ」と今後を心配した。実況の斉藤一美アナウンサー(54)から「王さんも国民栄誉賞の受賞第1号でしたが、生きにくかったですか?」の問いに「やっぱり世間が狭いですからね」と話した。

【WBC】侍ジャパン開幕戦!大谷翔平二刀流 投手兼「3番DH」先発 中国戦/ライブ速報中