侍ジャパン佐々木朗希投手(21=ロッテ)が11日、WBC1次ラウンド第3戦となるチェコ戦(東京ドーム)に先発する予定だ。
「3・11」の先発に、地元岩手の熱量もMAXに達しようとしている。生まれ故郷の陸前高田市、11年3月の東日本大震災以降に移り住んだ大船渡市では、数百にも数千にも及ぶ寄せ書きが集まった。
陸前高田市に拠点を置く「佐々木朗希選手を応援する会」と「大船渡アスリート応援団」が合同で企画した。両市の商業施設や、佐々木の母校などに、中央にWBCでの背番号「14」を描いた旗6枚を準備。市民やファン、母校の後輩たちからのメッセージを募っていた。
縦90センチ、横135センチと大きなサイズの旗ながら「休日に一気にメッセージが埋まってしまいました」(担当者)と、港町の大漁旗ならぬ、まさしくメッセージ“大量旗”に。急きょ旗が2枚追加され、日本国旗も用意した。
佐々木は最速165キロの直球から「令和の怪物」という呼称が野球ファンに浸透しているものの、地元の寄せ書きでの呼称はちょっと毛色が違う。
岩手の星、高田の希望、陸前高田のキラ星、永遠のヒーロー、郷土の誇り、世界の朗希、朗キング、リアスの星、ろうたん、世界一のエゴイスト、奇跡の朗希、岩手の太陽…など、より愛情深い呼び名が並んだ。さらに「パパの仲間」や「おさななじみのおいっこ」といったメッセージの書き主もいた。
“大量旗”は11日に両市で行われるパブリックビューイングの会場に掲示され、大会終了後には佐々木本人に贈られる予定だ。【金子真仁】




