死球を通じて侍ジャパンと親交を深めたWBCチェコ代表のウィリー・エスカラ内野手(26)が20日、佐々木朗希投手(21=ロッテ)にエールを送った。

自身のインスタグラムを更新し、準決勝メキシコ戦の先発マウンドを翌日に控えた佐々木へ「Respect(尊敬)」のメッセージと、日の丸とチェコ国旗が握手する絵文字を投稿。左手にお菓子袋を掲げ、佐々木と納まるツーショット写真を添えた。

エスカラは1次ラウンド11日のチェコ戦で佐々木から死球を受けた。162キロ直球が左膝に当たり、激痛でしばらく動けなかった。佐々木はオフだった13日にチェコ代表の宿泊ホテルを訪問。エスカラへおわびの意味も込めて、「コアラのマーチ」などロッテのお菓子を2袋プレゼント。エスカラも大喜びだった。

コメント欄には「心がほっこりするすてきな関係を見せていただいてとても幸せな気持ちになりました」「足のおけがは大丈夫ですか?」「すっかり仲良しな2人で心うれしく思います」など、日本のファンから感謝の声であふれていた。