侍ジャパンが「シフト」でメキシコの4番テレス(ブルワーズ)を封じた。

2回先頭で最初の打席を迎えると、三塁村上が遊撃の位置へ移動。遊撃源田は二塁ベースの右斜め後ろへ移り、二塁山田は一、二塁間の右翼前の芝生部分で待ち構えた。

引っ張り専門の大砲に対し、極端な右寄りの守備シフト。佐々木はカウント1ボールからの2球目、テレスに中前へ抜けそうな当たりを打たれた。だが、打球は源田の正面へ。結果として、遊ゴロで打ち取った。

これまでの5試合では、ここまでのシフトは敷いていなかった。前日の練習で試し、早速、効果を発揮した。

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