侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)が左中間3ランを浴びた。
4回2死一、二塁、6番L・ウリアスへの1ストライクからの2球目だった。145キロのフォークの落ち方が、甘かった。打たれた瞬間、佐々木がしゃがみこむほどの失投だった。痛恨の3点を先制されると、マウンドに駆け寄った源田に声をかけられ、大きくうなずいた。
続く7番トレホは遊ゴロに封じた。
ピンチは2死から招いた。4番テレスに163キロ直球を左前に運ばれると、5番パレデスには163キロ直球を詰まらせたものの三塁後方にポトリと落とされた。メジャーリーガーがズラリと並ぶ打線に、1球の失投を捉えられた格好となった。