侍ジャパンの大谷翔平投手(28=エンゼルス)が、逆転サヨナラ二塁打を放った村上宗隆内野手(23=ヤクルト)を称賛した。

1点を追う9回先頭で大谷が“ヘルメット飛ばし”の激走で二塁打を放ってチャンスメーク。吉田正尚外野手(29=レッドソックス)の四球で無死一、二塁とし、村上がフェンス直撃の中越え二塁打で劇的勝利を締めくくった。

試合後にインタビューに応じた大谷は「本当に簡単に勝てないのは分かっていましたけど、まさか、こんなゲームになるとは思っていなかった。ムネ(村上)がキツかったと思うのですけど、最後の最後にいいバッティングを見せてくれた。最高の形で明日を迎えられるのではないか」と、真っ先に村上の打撃をたたえた。

さらに、今大会は打撃で苦しんでいた村上について「本当に苦しかったと思うのですけど、人一倍バットを振っていました。吉田さんもそうですけど、必ず打ってくれると。僕が塁に出れば、必ず最後に1点を取れると思い、そういうつもりでいった」と、大谷も信じ続けた村上が試合を決めてくれたことを喜んだ。

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