世界一になったWBCから帰国した西武源田壮亮内野手(30)が24日朝、日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」(月~金曜午前8時)に生出演した。

MCのタレント加藤浩次(53)に振られる形で、1次ラウンド韓国戦(東京ドーム)での右手小指の骨折の場面を言及。「交錯するような形になってしまって、良くない方向にちょっと曲がってしまって。やっちゃったっていうのはありましたけど、とにかくこの大会にはすごく気持ちが強かったので」と、栗山監督はじめ侍ジャパンスタッフ、西武球団と話し合った経緯を説明した。

患部をテーピングし準々決勝イタリア戦(東京ドーム)から実戦復帰したことについては「メディカルチームを含め日本の最高峰の方にサポートしていただいて、なんとか試合に出られるまでなれたので」と周囲に感謝し「でも、子どもとか学生とかは絶対マネしない方がいいと思います」と話した。

痛み止めを飲みながらのプレーには「痛みはありますけど、野球できない痛みではないっていう感じです」とし、それでもプレーを続けたことには「WBCって野球人なら誰もが憧れる大会ですし、今回栗山監督から先行発表の12人に選んでいただいて、絶対最後優勝の時にショート守ると決めていたので、絶対に負けないぞと思って」と、強い意志を貫いた戦いを振り返った。

ペナントレースは1週間後の3・31に開幕する。「今後のことはこれから球団とも話し合ってという形ですけど、とにかくそこまでしてでも僕は今大会、懸けていたので、とにかく優勝という形で終われて良かったです」とした。

最後にファンへのメッセージとして「すごくいろんなニュースを見て、日本中の方が応援してくれているというのは感じましたし、この野球熱というのをシーズンで選手たちももっと頑張るので、野球人口ももっと増えるように、子どもたちももっと球場に来ていただきたいと思いますし。とにかく選手たちは全力で頑張りたいと思います」と、西武のキャプテンとして決意を口にしていた。