【マイアミ(米フロリダ州)11日(日本時間12日)=斎藤庸裕】2大会連続の世界一なるか-。1次ラウンド全勝で終えた侍ジャパンがチャーター機でマイアミに到着。米国南東の端まで約13時間の大移動から状態を整え、まずは14日午後9時(同15日午前10時)開始の準々決勝に備える。負けられない戦いを前に、会場のローンデポパークでファンに緊急アンケートを実施した。優勝候補の筆頭に挙げられた国は果たして…。
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出だしは予想と反していた。ローンデポパークの外周にいたファンをランダムに抽出し、「どの国が優勝すると思うか」と聞き回った。10人ほど終えた時点でも、なぜかジャパンの名が出てこない…。次々とドミニカ共和国に票が入り、続いたのは米国だった。同時刻で試合が行われていたのはオランダ-イスラエル戦。ともに1次ラウンド敗退が決まっている両国のファンなら、中立的な立場で意見をしてくれるだろう…。なんて淡い期待だった。
意外にも下馬評は低いのか…。そう思い始めていたが、リードされていた米国を猛追し、最終的には5票上回った。圧倒的に大差をつけられていたドミニカ共和国には惜しくも1票差で届かなかったが、50人のうち17票を得て、優勝オッズは2位だった。オランダ領アルバ島から試合を観戦に来たアイゼル・コックさん(39)家族は、侍ジャパンの大会2連覇を予想。理由は「ショウヘイがいるから」と、なんともシンプルな答えだったが、他のあるファンも優勝の理由について、大谷の存在を挙げた。
中には現実的に日本の強さを認める声もあった。米コロラド州出身の40代男性は「ジャパンは投手陣がいい。今回も素晴らしいチーム。母国を推したいけど、ジャパンが勝つと思う」と冷静に分析。別の30代の米国人は「ジャッジも素晴らしいけど、ショウヘイは別次元。彼は違うレベルにいる」と評した。
1番人気だったドミニカ共和国について、多くのファンは「ベストメンバーで、打てるし、走れるし、得点もできる」とバランスのいい最強布陣を理由に挙げた。加えて、地の利もある。オランダ領キュラソー島出身の30代男性は「今までで最も結束力が高いと思う。ラテン系コミュニティーのサポートもある」とコメント。カリブ海に面し、同国から近い距離にあるマイアミで、熱狂的な雰囲気がノリノリの選手たちを後押し。連覇へ立ちはだかるのは最強ドミニカンか-。いずれにしても目が離せない、熱い戦いが始まる。
▽緊急アンケートの結果▽
ドミニカ共和国 18票
日本 17票
米国 12票
キューバ 2票
メキシコ 1票
ベネズエラ 0票
プエルトリコ 0票
イタリア 0票
韓国 0票

