米国代表のマーク・デローサ監督(51)が12日(日本時間13日)、翌日にヒューストンで行われる準々決勝のカナダ戦に向け前日会見。イタリアがメキシコに勝利したおかげでなんとか1次ラウンド突破を決め「残ることができて幸運。イタリアは4勝0敗。大会前はかなり過小評価されていたが、今やそうではない。彼らには脱帽だ。我々を救ってくれた」と話した。
米国は10日のイタリア戦に敗れ、11日のメキシコ-イタリア次第では1次ラウンド敗退の可能性があった。同監督はイタリア戦の前、番組出演した際に準々決勝進出がすでに決まっているとの発言をし、敗戦後に「言い間違えだった」と訂正して物議を醸した。
この日の会見では、どのタイミングで敗退の可能性に気付いたのかと問われると「(番組での発言は)ただの自信過剰な発言だった。それだけ。私の責任。(3戦目の)メキシコ戦の後、どんな立場に置かれているかわかっていた」と、勘違いはなかったと強調。「イタリア戦で良いプレーをしなければならないことは理解していた。彼らは素晴らしい野球をした。序盤から我々を圧倒し、リードを広げられた」と相手をたたえ「我々は勝つ気持ちで試合に臨んだ。誤った解釈で報じられているが、どんなシナリオになっても、あの試合を勝たなければいけないことはわかっていた」と改めて訴えた。
また、イタリア戦での主力を温存した選手起用や投手起用に関しても「打線や投手の起用に関する疑問は理解できる。所属チーム、特定のリリーフ投手の起用、球数、再登板の可否など、さまざまな制約があった。その場で最善の選択をするしかなかった」と説明した。
準々決勝で対戦するカナダについては「粘り強いバッティングをする。トロからケイシーまで、みんな良いスイングをしている」と警戒し「選手たちはやる気に満ちあふれている。私はチームを自ら苦しい立場に追い込んでしまった。パスクアンティノとイタリア代表には心から敬意を表したい。あの試合では少し過信があり、目を覚ますことができた。カナダ戦に切り替えて、選手たちは闘志を燃やしている」と語った。

