WBC日本代表が19日、サンフランシスコから帰国した。成田空港に到着後、井端弘和内野手(37)と前田健太投手(24)がTBS系情報番組「Nスタ」に生出演した。

 準決勝敗退となったプエルトリコ戦で8回1死一、二塁の場面で重盗に失敗したシーンについて振り返った。

 二塁ベース上にいた井端は「三盗は120パーセントセーフじゃないといけない。(リードが十分でなく)差し込まれ気味だったので走るのをやめたけど、こういう結果になるなら、差し込まれようが走っておけばよかった。あれでどうかというタイミングだったけど、無理矢理いけばよかった」。タッチアウトとなった一塁走者の内川をおもんぱかったのか胸中は複雑だった。

 それでも今大会、チームトップの打率5割5分6厘をマークするなどバットでチームをけん引した。「ドラゴンズから4人(日本代表候補)がいたけど3人落とされたので、何とか1人で4人分の仕事をしたかった。4年間結果を残して次の大会も選ばれるように頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。