ボクシングのワタナベジムは12日、元東洋太平洋ライトフライ級王者小野心(33)が12月14日にタイでWBA世界ミニマム級王座戦に挑戦すると発表した。

 王者ノックアウト・CPフレッシュマート(26)は13戦13勝(6KO)の成績を誇り、風貌から「リトル・パッキャオ」と称される。相手の地元タイでの一戦に、「リングが滑ったり、まともじゃないと聞いている」と覚悟。高山勝成に敗れた14年5月のIBF同級王座戦以来の世界戦を前に、「タイで勝つのは難しいが、やってみたい」と意欲をみせた。12月13日に後楽園ホールで行う、WBA女子ライトミニマム級王者古川夢乃歌(22)の初防衛戦と、宮尾綾香(33)がWBO女子アトム級王者に挑戦するダブル世界戦も発表された。