WBOスーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は同級2位のリカルド・ロドリゲス(米国)に3回TKO勝ち。5度目の防衛に成功した。
IBFライトフライ級王者の八重樫東(大橋)は3度目の防衛戦で、暫定王者ミラン・メリンド(フィリピン)との統一戦に臨み、1回に3度のダウンを奪われまさかのKO負け。3度目の防衛はならなかった。
◆WBO世界スーパーフライ級タイトル戦
井上尚弥(24=大橋、同級王者) | ○ | 3回TKO | ● | リカルド・ロドリゲス(27=米国、同級2位) |
- 3回、強烈なパンチでロドリゲス(後方)にTKO勝利しガッツポーズする井上(撮影・浅見桂子)
- 2回、強烈なパンチをロドリゲス(右)に浴びせる井上(撮影・浅見桂子)
- 3回、左フックで2回目のダウンを奪う井上(撮影・横山健太)
<2回>途中、井上はサウスポースタイルにチェンジし、左ストレートを相手顔面にヒットさせる
<3回>残り2分23秒、井上は左フックで1度目ダウンを奪う。残り2分01秒、左フックをあごにヒットさせ2度目のダウン。レフェリーストップとなり3回TKO勝ち。5度目の防衛戦に成功した。
◆IBF世界ライトフライ級タイトル戦
八重樫東(34=大橋、同級王者) | ● | 1回TKO | ○ | ミラン・メリンド(29=フィリピン、暫定王者) |
- 1回、メリンド(手前)からダウンを奪われる八重樫(撮影・浅見桂子)
<1回>残り1分30秒すぎ、八重樫は打ち合いから左フックを食らって1度目のダウン。残り1分、左アッパーをアゴから顔面付近にもらって2度目のダウン。残り23秒すぎ、左ジャブから右ストレートを顔面に受けて3度目のダウン。無念のTKO負けとなった。