旧PRIDEミドル級王者ヴァンダレイ・シウバ(40=ブラジル)が、1574日ぶりの復帰戦を飾れなかった。

 メインイベントで元UFCファイターのチェール・ソネン(40=米国)とライトヘビー級5分3回で対戦。相手のタックルからの寝技に苦しむシーンが多く、劣勢が続いて0-3の判定負けとなった。

 スタンド勝負では1回に右フックでダウンを奪うなど見せ場もあったが、相手の得意なグラウンドの展開が多く、本来の打撃力を発揮できなかった。試合後も不満を募らせたシウバは、ヒーローインタビューを受けていたソネンを背後から突き飛ばしてケージを下りていた。

 薬物検査拒否の問題で3年間の出場停止処分を受けていたシウバにとって、13年3月3日のUFC日本大会以来となるケージ(金網)戦だった。