9日(日本時間10日)に米国デビュー戦を控えるWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が7日(同8日)、米カリフォルニア州カーソン市内のホテルで公式会見に臨んだ。

 リラックスした様子で中央のマイクの前に立つと「米国のファンの前で試合できることに興奮している。また米国で試合ができるように、ベストを尽くして頑張りたい」と日本語であいさつ。6度目の防衛をかけて対戦する同級7位アントニオ・ニエベス(30=米国)とも対面し、「調子が良さそうだし、気は抜けない。挑戦者の気持ちは強いと思うので、それに負けないように、しっかりコンディションを作りたい」と集中力を高めた。

 同じ興行のメインでは元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア)が今年3月に判定で敗れたWBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(30=タイ)と再戦する。