世界ボクシング評議会(WBC)女子ミニフライ級王者の黒木優子(YuKOフィットネス)が6度目の防衛戦(福岡市九電記念体育館)を翌日に控えた16日、福岡市内で調印式と前日計量に臨み「ボクサーとして輝けるのはリングの上。輝く姿を福岡の皆さんに見せたい」と抱負を語った。

 相手は1階級下のWBCアトム級王者で、男女を通じて日本最多の世界タイトル17連続防衛を果たした小関桃(青木)。黒木が「(相手は)芯があって強い。自分のボクシングをして勝ちたい」と述べると、小関は「アトム級でやるべきことはやった。ミニフライ級でどこまで通用するか」と気合を入れた。

 計量はともに1回でパス。赤い衣装に、トナカイの角を模したヘアバンドを付けた黒木が47・5キロ、小関が47キロだった。