キックのワンデートーナメントは、キックボクシング界の神童、那須川天心(19)がRIZINで頂点に立った。

 10月の福岡大会で判定勝ちも苦戦した藤田大和(25)と決勝で対戦。1回開始からパンチで圧倒し、左ストレートから3度のダウンを奪いKO勝ちした。

 RIZINでの初タイトルを獲得し、プロデビューからの連勝を28に伸ばした。「1年をこうして締められて本当によかった。むちゃくちゃうれしい。自分のやりたいことができて、良かった」と話した。また、会場のファンに「誰との試合を見たいですか?」と問いかけ武尊という名前が挙がると「来年中にやりましょう!」と大声で叫んだ。