アジアタッグ王座決定戦は、秋山準(48)と新日本プロレスの永田裕志(49)のコンビが、野村直矢、崔領二組を破り、アジアタッグ王座を獲得した。

 秋山、永田組は青柳優馬、野村直矢の王者組に挑戦予定だったが、青柳の負傷欠場で、急きょ王座決定戦に臨んだ。01年10月に団体の垣根を越え、初めてタッグを結成した秋山と永田は、11年9月以来の合体となった。

 試合は、秋山、永田のベテランコンビが厳しい攻めで野村、崔組を圧倒した。20分を越す激戦に疲れも見せず、永田が白目式腕固めを見せれば、秋山はランニングニーで会場を沸かせた。

 最後は秋山がランニングニーからエクスプロイダーで野村を仕留め勝利。秋山は「ベルトを持っている限り2人でいけるところまで行きたい」と今後の防衛にも自信を見せた。永田も「G1を卒業して引退とか一線から引いたと見られるのがいやだった。ベルトの価値をこれからもっと光り輝かせたい」とこちらも防衛に意欲を見せた。