プロボクシングWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)が今日4日、故郷での2度目の防衛戦(沖縄県立武道館)に備え、3日に那覇市内で、同級9位の元2階級制覇王者モイセス・フエンテス(30=メキシコ)と計量に臨んで一発クリアした。

 挑戦者フエンテスは、相手陣営の具志堅会長からの粋なプレゼントに満面の笑みをみせた。リミットよりも200グラムアンダーの50・6キロで計量パス後、同会長から「メキシコにはない、沖縄で最高の(メキシコ名物)タコスを持ってきました」と贈られると陣営とともに大喜び。「ありがとう。グレートな試合をします」と口にした。