6月1日付で新日本プロレスの新社長に就任したハロルド・ジョージ・メイ氏(54)が9日の大阪城ホール大会の第1試合前にリング上であいさつを行った。

 大阪にちなみ、たこ焼きを食べるシーンも盛り込まれたあおりVTRが終わると、スーツ姿で走りながらのリングイン。幼少期に日本で暮らしたこともあるオランダ出身の社長は「みなさん、こんにちは! メイ社長でお願いします。僕はプロレスが大好きです。そして、大好きなプロレスのため、新日本のために全てをささげて頑張ります」と宣言し、大きな拍手を浴びた。

 ハイネケン・ジャパンのアシスタントGM、日本コカ・コーラ副社長、タカラトミー社長などを務めてきた経営のスペシャリストで、木谷オーナーの要請を受けて当番の運びとなった。8歳からプロレス好きで、「ビジネスマンとして幸運。やりたいこととマッチすると自然にパワーが出る。次のステージに持っていく」と力強く語った。