ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)の2度目の防衛戦となる次戦が、10月20日に行われる可能性が浮上した。10日、帝拳ジムの本田会長が「最終決定はしていないが、候補になっている」と明かした。

 開催地は米ラスベガスが計画されており、対戦相手は交渉中。米トップランク社とプロモート契約を結んでおり、同会長は「向こうに任せてあるので」と述べた。村田は「あと3カ月だとしたら、自分のボクシングを高めていくだけ。勝てばその先にはビッグマッチが見えてくる」と力を込めた。4月に初防衛を果たした後、先月下旬には恒例の沖縄合宿で下半身とスタミナを強化した。調整は順調で、「米国で勝たないと」と誓った。