Bブロックで昨年優勝者の内藤哲也(36)が、メインでSANADAを下し、勝ち点12で首位のオメガに並び、優勝の可能性を残した。内藤はロスインゴベルナブレス・デ・ハポンの同僚の猛攻を耐え、最後はデスティーノで勝負を決めた。「他力本願ではあるが、一応、オレも権利がある。日本武道館で今年の夏の最高のクライマックスをお見せします」と逆転での決勝進出に自信を見せた。

 トップを走っていたIWGPヘビー級王者オメガは、矢野に痛恨の1敗で足踏み。これを追う飯伏もタマ・トンガに敗れた。勝ち点12でオメガと内藤が並び、飯伏とセイバーJrが10点で追う展開。11日の日本武道館大会で、オメガと飯伏、内藤とセイバーJrが対戦。お互いの勝敗の関係で、オメガは勝てば優勝決定戦進出。内藤は勝って、オメガが敗れた場合に優勝決定戦進出となる。飯伏は、勝って内藤が敗れた場合に優勝決定戦進出となる。