ボクシングIBF世界スーパーバンタム級タイトル戦の予備検診が14日に都内であり、同級王者岩佐亮佑(28=セレス)が体格優位をデータが示した。指名挑戦者の同級1位ドヘニー(アイルランド)とは身長で5・5センチ、リーチで8・5センチ上回った。岩佐はV1戦よりもそれぞれ0・5センチと1センチ伸びた。「くつも履いてたのに予想よりちっちゃかった。前回より背が伸び、手も長い。まだ成長過程にある」と強調した。

 相手とは初対面だった。「あまり見てないし、目は合わせてこなかった。紳士的も最強挑戦者。しっかり勝てば強くなれるので全力で倒したい」と決意を口にした。16日の東京・後楽園ホールでのV2戦に向けて、検診後からホテルに入った。リミットまで1キロを切り、「リラックスして試合に備える」と話した。