WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が準決勝進出を決めたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の別ブロック1回戦となるWBO世界同級タイトルマッチ公式会見が11日(日本時間12日)、ロシア・エカテリンブルクで行われた。

王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)が、挑戦者となる同級6位ミーシャ・アロイヤン(30=ロシア)と同席。いち早くWBSS参戦を表明していたテテは「良い調整ができた。戦いの準備ができている。世界王者として調整と適応ができていなければならないし、アロイヤンがどんな戦い方をしてきても対応して倒すだろう」と自信を示した。

一方、プロ4戦4勝ながらアマチュア経験豊富なアロイヤンは「地元のエカテリンブルクで戦うという事実が、私の最高のものを引き出すだろう。戦う準備はできている」と口にした。