今日15日に没後55年を迎えた故力道山(享年39)。力道山は63年12月15日に、暴力団員に腹部を刺されたことがもとで死去した。

◆力道山刃傷事件 63年12月8日夜、赤坂のナイトクラブで暴力団員と口論の末、左脇腹を刺される。世間に知られることを避けるため、当時妊娠7カ月だった敬子夫人が通っていた産婦人科の山王病院で治療。自宅に戻った後、翌日に手術。その後同15日に腹膜炎による腸閉塞(へいそく)で再手術も帰らぬ人に。日本プロレス界の父といわれた英雄は、39歳でその生涯を閉じた。敬子夫人によると手術前の「オレは死にたくないぞ」が最期の言葉となった。