ロウ女子王者ロンダ・ラウジーが次期挑戦者とタッグ戦で険悪ムードを漂わせた。

27日のPPV大会ロイヤルランブル(米フェニックス)で防衛戦に臨むラウジーは、挑戦者の元王者サーシャ・バンクスがコンビを結成。ナイア・ジャックス、タミーナ組とタッグ戦に臨んだ。バンクスがハリケーン・ラナや裸絞めでジャックスを追い込み、交代したラウジーも飛び付き腕ひしぎ逆十字固めをタミーナに仕掛けて試合を優勢に進めた。

一時はパワーに勝る相手タッグに捕まって劣勢となったバンクスだが、タミーナのタックルがジャックスにに誤爆した隙を突いた。たじろぐタミーナを捕獲し、必殺のバンク・ステイトメントで絞めあげ、ギブアップを奪った。鮮やかな快勝劇後のインタビューで、ラウジーが「お互いをリスペクトしているし、サーシャと防衛戦ができるのは光栄だ」と敬意を示した上で「サーシャからの勝利はすごい功績になる」と発言。隣にいたバンクスは憤慨し「ロイヤルランブルでは負けを教えてあげるわ」と言い放ち、両者の間に険悪なムードが漂っていた。