ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=伴流)が5月25日、米国で2度目の防衛戦に臨む可能性が高まった。

7日(日本時間8日)に複数の米メディアが報じたもので、挑戦者は12年ロンドン五輪代表でIBF世界同級9位のサウスポー、ジャメル・ヘリング(33=米国)とされ、米プロモート大手トップランク社が計画しているという。同日、伊藤は自らのツイッターを更新し「2月は沢山の事をご報告、発表することになりそうです。そして以前から目標であったものが、現実的になり、僕が望んでいたビッグマッチに向けてめちゃくちゃ心強い味方がつきそうです」とつづった。

昨年7月、米フロリダ州キシミーでディアス(プエルトリコ)とのWBO世界同級王座決定戦に勝利し、初めて世界王座を獲得。昨年12月の日本凱旋(がいせん)試合となったチュプラコフ(ロシア)との初防衛戦で7回TKO勝利を飾っていた。