新日本プロレスのジュニアの象徴、獣神サンダーライガーが7日、都内の事務所で会見を行い、来年1月の東京ドーム大会(4、5日)をもって現役引退することを発表した。主な一問一答は、以下の通り。

-いつごろ引退を考えた

若いころはリングに向かうときに相手をぶっつぶしてやろうと思ったが、ここ最近はあっち痛い、こっち痛いとそんなことを考えて上がるようになった。僕の中ではレスラーは強くなきゃいけない。それが小鉄さんや猪木さんの教え。自分の中でズレが出てきて、そろそろかなと思った。

-思い出の一戦は

同期の佐野直喜さんですよ。あの人がいなかったら、今の獣神サンダーライガーはない。藤原(喜明)さんにコーチしていただき、猪木さんには精神論を教えていただき、山本小鉄さんに社会人としてのいろいろ教えていただき、前田(日明)さんと高田(延彦)さんにプロレスラーの遊び方を教わった。ことプロレスに関しては佐野さん1人。

-引退まで10カ月あるが

30年間、ライガーとして全国のみなさんに応援していただいた。ある意味、引退ツアーのように回れる限り回って、最後の姿をみなさんに見ていただきたい。

-引退までに戦いたい相手は

ないですね。相手が誰であっても楽しみたい。ライガーとやりたい選手がいたら、手を挙げてほしい。