1月4日東京ドーム大会のオスプレイ戦で脳振とうになって以降欠場していた飯伏幸太(36)が第4試合の6人タッグ戦で2カ月ぶりに復帰した。

SHO、後藤洋央紀と組み、内藤哲也、SANADA、鷹木信悟のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢と対戦。ニュージャパン杯1回戦(10日、尼崎大会)で当たる内藤と先発で相対し、素早いロープワークで互いの出方を伺いながら、火花を散らした。だが、内藤は「トランキーロ」とつぶやきながら、すぐSANADAにタッチした。

飯伏は内藤とSANADAに同時にオーバーヘッドキックを見舞うなど、持ち前の身体能力もみせたが試合後は「だめだ…」と猛省。「感覚がまだ戻っていない。焦りすぎた。1日で何とかします。15年もプロレスをやってきたので、大丈夫です」と10日の決戦に向け、自分に言い聞かせるように話した。