メキシコプロレスのレジェンドたちが、華麗な空中戦で観衆を魅了した。セミでは、日本初開催のFMLL世界タッグ選手権が行われ、王者レイ・ワグナー組がNOSAWA論外組に勝って防衛に成功。マスクを剥ぎ取られたワグナーが21分29秒、ワグナードライバーで粉砕。すると、ワグナーは試合後に論外と髪切りマッチで1年後にシングル戦を行うことを提案。論外もOKし、1年後の再戦が浮上した。

メインでは13年ぶり来日のレジェンド、エル・イホ・デル・サントが6人タッグに登場。ウルティモ・ドラゴン、獅龍と組んで、ディアマンテ、シルバー・キング、フェルザ・ゲレーラ組と対戦。リング、場外と大暴れし、最後はサントがカバージョでゲレーラを丸め込んで勝利した。大会をプロデュースしたスターダムのロッシー小川社長は「なつかしいルチャの楽しさだけじゃなく、激しさも見せられた」と満足そうに話していた。