WWE傘下のNXT女子王座に初挑戦する「天空の逸女」紫雷イオが、親友の前王者カイリ・セインと一緒にビアンカ・ブレアと火花を散らした。

NXTテイクオーバー大会(4月5日、ニューヨーク)でセイン、ブレアと4WAY形式で王者シェイナ・ベイズラーに挑む紫雷は21日、WWEネットワークで配信されたNXT大会でセインとともにインタビューに応じた。

「王座戦で2人の友情は大丈夫?」との質問を受けた紫雷は「私たちの友情は固い。試合はベストが勝つだけ」と言えば、セインも「その通り。2人とも王座を狙っている。必要なら戦うわ」と正々堂々と勝負する姿勢を示した。このインタビューが佳境に入ったところでブレアの登場。「王者になるためにあなたたち2人を突破するわ」と挑発な態度を取られた。さらにブレアの体当たりまで浴びたセインは我慢の限界を超え「なめんなよ」と、大一番を前に火花を散らした。

4人は14日にWWEネットワークで配信されたNXT大会で向き合っていた。王者ベイズラーがゲスト解説で見守る中、紫雷はブレアと次期挑戦者決定戦に臨んだものの、突然、解説席からベイズラーが乱入。試合は反則裁定となった。その後も王者の襲撃が続き、救援に駆けつけたセインまでも失神に追い込まれた。暴走の王者ベイズラーは「誰もタイトル挑戦に値しない」と吐き捨てるように言ったが、試合後、NXTテイクオーバー大大会で王者ベイズラー、紫雷、ブレア、セインによる4WAY形式NTX女子王座戦の開催が発表されていた。