WBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(27=協栄)が10日、13日に米カリフォルニア州・カーソンで行われる同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一選に向け、米ロサンゼルス郊外のジムで練習を公開した。

集まったメディアの前でシャドーボクシングなど軽めの練習を披露し、インタビューに応じた。

以下、主な一問一答。

-現地入りしてからの今のコンディションは

こっちに来てからのコンディションはいい。今回は新しいトレーナーにフィジカルも限界の限界まで追い込んで準備してきたので、万全です。何より一番は、気持ちの面で、これだけやってきた!っていう自信もついた。

-アマチュア時代に一戦を交えた因縁の相手との対戦。意識は

意識というか、アマチュア時代は3ラウンドで、世界戦は12ラウンドと、戦い方も作戦も全て違う。アマチュア時代の対戦結果はあまり気にしていない。

-公開練習のインタビューも全てスペイン語。すごいですね。忘れないのか

忘れないですね。むしろ日本語より話しやすいです。

-試合までどう過ごすか

今は、ゆっくり休んで。あとは試合の日に爆発させるだけ。今回の相手はそれだけの相手なので、万全の体制で挑みたい。

-試合で気を付ける点は

全くないです。身長差やリーチ差がどうのと心配される声もありますが、自分はそこは全然気にしていない。それに対応出来うるスピード力や、自分のボクシングの強みをいかして、自分らしくリングで戦えれば、絶対相手は倒せると思っています。

-兄2人も世界チャンピオン。ギネス記録保持者である事にプレッシャーなど感じる事はあるか

(兄)2人は尊敬していますし、育ててくれたおやじの存在も偉大です。でもそれをプレッシャーに思ったことはないです。