8月31日、英ロンドンでRPW英国ヘビー級王座を獲得した王者棚橋弘至が早くも挑戦者を刺激しまくった。15日の大分大会(別府ビーコンプラザ)で前王者ザック・セイバーJr.との初防衛戦が決定。SHO、YOH、田口隆祐と組み、DOUKI、金丸義信、鈴木みのる、セイバーJr.組と8人タッグで対戦した。

セイバーJr.との直接対決のシーンは少なかったものの、ドラゴンスクリューやツイスト・アンド・シャウトで刺激し、コブラツイストなど相手得意の関節技を受けて出方をうかがった。試合は田口が10分48秒、変形横入り式エビ固めでDOUKIからフォールを奪取。

試合後には場外にいるセイバーJr.にベルトを誇示して挑発した棚橋は「前哨戦が今シリーズにたっぷりある。引き出しが多いザックだけど、前哨戦で引き出しを全部開けてやるよ。そしてオレの引き出しは開けない」と余裕の笑みを浮かべていた。