女子プロレス団体アイスリボンからスターダムに移籍したジュリア(25)が28日、都内で会見に臨み、正式入団を報告した。

ジュリアは10月14日のスターダム後楽園大会で前所属団体アイスリボンの了解を得ないままリング上で入団発表。賛否両論を巻き起こした。その後、話し合いの末、移籍が正式に決定した。

ジュリアは「このたびは移籍の件でみなさまをお騒がせしましたが、正式にスターダム所属となりました」とあいさつ。「キャリアは丸2年。育った環境の違う私の熱い試合をみなさんに楽しんでいただけたら」とファンに呼びかけた。入団を記念するジャージーをロッシー小川エグゼグティブ・プロデューサーから贈呈されたところで、いきなり木村花(22)が会見の壇上に登場。マイクを奪うと、「ハーフは1人まででいいの。おわかり?退団、入団発表もSNS。なめてんじゃないの。わたしたちはあなたのこと、受け入れてませんから。そんなに甘くない」。ジュリアは父がイタリア人で母が日本人。一方の木村は父がインドネシア人で、母が日本人。入団前に問題を起こしたジュリアをこきおろした。

たたかれたジュリアは、すぐに応戦。「ハーフ1人でいいとか、そんなところでプロレスやってないから。恋愛ごっこで話題を集めている、有名人の木村花じゃないですか」と現在、人気番組のテラスハウスに出演中の木村をいじった。

さらにジュリアは「こんなど派手で目立つ女、ぶっつぶしますよ。恋愛ごっこでなまってんじゃないの?」。対する木村は「欲求不満なんですね」と失笑。いら立ちが高まった2人は互いにつかみかかり、髪をひっぱり合って、乱闘に。すぐに周囲が止め、ロッシー氏が「続きはリングで」と説得し、その場をおさめた。

因縁勃発の2人のシングルマッチは、12月24日後楽園大会で行われる。