初代のWWEユニバーサル王者フィン・ベイラー(元新日本プロレスのプリンス・デヴィット)がNXT王座挑戦に向けて前進する勝利を挙げた。実力者トマソ・チャンパとのシングル初対決を制した。

先にランニング・ニー2発を食らったベイラーは負けじとスリング・ブレイドからのドロップキックで場外の防護壁にたたきつけた。チャンパ得意のフェアリーテール・エンディングを狙われた際、対立する現NXT王者アダム・コールの乱入を受けた。動揺したチャンパに対し、ファイナルカットを成功させると、コールもレフェリーの死角でキックを放ってアシスト。最後はベイラーが1916を豪快に決め、勝利を収めた。

試合後、アシストしてくれたコールに肩をたたかれ、祝福を受けたベイラーだが、狙うのはNXTベルト。同王者コールに不意打ちのペレキックでマットに倒して宣戦布告。倒れ込んだ2人を見下ろしながら、格の違いを見せつけていた。