ボクシング軽量級ホープで日本フライ級13位の桑原拓(24=大橋)がプロ7戦目に臨む。2日、東京・後楽園ホールでリカルド・スエノ(25=フィリピン)との51キロ契約体重8回戦を控え、1日には東京・日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、51・0キロでパス。スエノは50・2キロでクリアした。

9月に初めてメインイベンターを務め、IBF世界ミニマム級12位ジョナサン・レフジョ(フィリピン)と対戦。7回にダウンを奪って3-0の判定勝ちを収め、来年には日本、地域王座などのタイトル挑戦のチャンスを待っている。興国高-東京農大と進み、4階級制覇王者井岡一翔と同じ経歴から「井岡2世」と呼ばれる桑原は「強い、うまいだけでなく、すごい、面白いと言われるようなみせるボクシングをして勝ちたい」と意気込んでいた。