ボクシング4階級制覇王者井岡一翔が所属するReason大貴ジムが、来年1月に埼玉・越谷から東京・高田馬場の青木ジムに移転し、DANGAN AOKIジムに改称する。瀬端会長が27日明らかにした。

青木ジムは有吉会長が選手、会員とのトラブルから年内で活動休止となる。45年に設立した男女世界王者を生んだ名門ジムで、関係者が存続の道を探っていた。瀬端会長は都心に移転先を探していたところで、先代会長時代に運営を一時手伝った縁もあり、青木の名を残すことで合意した。運営する興行会社名のPRも兼ねた名称変更となった。

井岡らの選手、スタッフはそのままで、承認に先駆けて1月6日にオープンする。旧青木ジム会員も引き継ぎ、選手も希望すれば受け入れる。元世界王者木村は現在フリーの形で、中国やフィリピンで練習している。移籍して残留の方向で今後話し合う予定という。