プロレスラー佐野巧真(54)が7日、自身のフェイスブックで引退を発表した。

佐野は新日本プロレス時代のリングネーム佐野直喜の名で、1月4、5日の獣神サンダー・ライガーの引退試合に参戦。4日は8人タッグの対戦相手として、5日のラストマッチではタッグパートナーとして東京ドームのリングに上がった。

佐野は「獣神サンダー・ライガー選手、31年間お疲れ様でした。そしてありがとうございました!ライガー選手の引退試合に出場させて頂いたこと本当に感謝いたします。そして私ごとですが今回限りで現役を卒業し、“焼肉巧真”のオヤジとしてがんばって参ります。今まで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。そしてこれからも宜しくお願いいたします。“焼肉巧真”は1月9日より営業させて頂きますので宜しくお願い致します」とつづった。今後は京都市で営む焼き肉店の経営に専念する。

佐野は84年3月に新日本プロレスでデビュー。“藤波2世”と呼ばれ、同期の獣神サンダー・ライガーとジュニア戦線で名勝負を繰り広げたが、90年にSWSに移籍。その後もUWFインターや、ノアなどさまざまなリングで活躍し、02年からフリーで活動していた。