立ち技打撃格闘技イベントRISEの4月12日エディオンアリーナ大阪大会は中止となった。24日、主催者が発表した。観衆は約6000人の見込みでチケットは現段階で8割程度売れていたが、すべて払い戻し対応する。

同大会ではRISEワールドシリーズトーナメント55キロ、63キロ1回戦のほか、那須川天心(21)とISKAムエタイ世界フライ級王者“ザ・ロケッティア”アンドレイ・メゼンツェフ(ウクライナ)のスペシャルマッチを行う予定だった。那須川は自身のツイッターで「苦渋の選択です。プラスに捉えるしか無い。これ以上広がらない為にも! みんな一つになって力を合わせましょう!」とつづった。

中止決定の理由について、同団体の伊藤隆代表(49)は「昨日23日、東京都からのイベント自粛要請が4月12日までに延びたこと。会場は大阪ですが、大阪も感染者が多く、全国からお客さまの移動がある。また、今回は世界各地から外国選手が来日する予定ですが、海外選手はジムが閉鎖されるなど練習環境が厳しく、選手間でコンディションに差が出ることも懸念しました」と説明。「観戦者、選手達、関係者の安全を守るために中止にしました」と話した。